Spring
澄み渡る朝 素直な日差し
浴びるように両手広げる春待つ緑
ずっと雪の中 過ごした暮らし
それも終わりを告げて始まる新しいストーリー
重くのしかかっていた分厚い雪も
いつかは融けて 花を咲かせる水となる
忘れられないような痛みも
力強く握り締めて 離さないで
誰も見てないような所で 蓄えた力 バネにして
遥か空へ飛び立とう
押し付けられて 踏み潰されて
自分が自分じゃなくなりそうになった夜も
握り締めて 手放さなかった想いが
どんな風にも負けない花を咲かすよ
誰かに守られてきた それだっていい
いつかは扉開けて飛び立つ時が来る
抱えきれないような荷物は
少しだけ置いてゆけばいい それは逃げじゃない
自分が根付けた所で 花を咲かせた後でもいい
もう一度背負い直そう
忘れられないような痛みも
力強く握り締めて 離さないで
誰も見てないような所で 蓄えた力 バネにして
遥か空へ飛び立とう
誰も見たことない花が 柔らかな風に揺れる