フィニッシングストローク
お題スロットの力を借ります(笑)
僕は元々あまり本(小説)は読まない人でした。
宿題の読書感想文で仕方なく読む、というぐらいでした。
そんな僕が自分の意思で小説を買おうと思ったのは一年ほど前の事でした。
きっかけはなんだったかな。
多分、バイトの行き帰りで乗る電車の中での暇つぶし探しだったかな。
ケータイのゲームにも飽きてきた頃だったと思います。
何を読もうかな、って考えた時に思い浮かんだのはあるアニメでした。
「氷菓」というアニメです。
このアニメ、原作は小説という事だったし、アニメの内容もよかったので、小説を読む初心者としては丁度いいかな~って思って、早速購入。
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...........内容むずかしっ!!
アニメやってたんだから読みやすいだろうという予想に反して小説では、僕の聞いたことの無い難しい言葉がガンガン使われてました。
だけど、文がキレイでかつ徐々に引き込まれていく展開だったので、物語の世界に入り込んでいきました。
そしてこの時僕は人生で始めて推理小説というものに触れました。
物語の中に違和感なく散りばめられた伏線達が、物語の最後に見事に回収された時のあのカタルシス、、、
一瞬で推理小説とこの小説の作者、「米澤穂信」さんのファンになりました。
そこからはまずこの「氷菓」から始まる古典部シリーズを読み進め、その後、小市民シリーズを読み、さよなら妖精、犬はどこだ、リカーシブル、インシテミル、、、、
どの作品もとても面白くて読み終わるのが惜しくなるくらい素晴らしかったです。
思わずTwitterフォローしました(笑)
結構ご自分で料理されるみたいです(笑)
そんな米澤穂信さんの作品の中で、僕の一番のオススメを紹介させていただいて、今日のブログは終わりにしたいと思います(笑)長くなってきたんで(笑)
ドゥルルルルルルルルル(ドラムロールの音)
ダン!
「儚い羊たちの祝宴」の「玉野五十鈴の誉れ」です!
この「儚い羊たちの祝宴」は短編集なのですが、その全ての物語がフィニッシングストロークと言って、物語の最後の一文で、全ての謎が解けるように作られています。
そして「玉野五十鈴の誉れ」が僕の中で一番衝撃的なラストだったんです。
最後の一文を読んだ瞬間「うわぁっ!」って言っちゃいました(笑)あれは声出る(笑)
鳥肌が2年分くらい出ました(笑)
ほんっとそれぐらい凄い終わり方だったんです。
推理小説なのでタネ明かしが出来ないのが、ほんとに残念です😂
気になった方はぜひ読んでみてください♪
長々とお付き合いありがとうございました。
満願やっと買ったので読みたい(笑)